＜ツアーの見所＞
【瀋陽故宮】
市内中央部中街に位置する瀋陽故宮は、清朝の初代皇帝、太祖ヌルハチ(努爾哈斉)と2代皇帝、太宗ホンタイジ(皇太極)により建立された皇城です。1625年に着工して1636年に完成しました。総面積は約6万㎡あります。北京の「故宮」の12分の1の大きさではありますが、500以上の部屋を持つ70以上の建物が建ち並び、満州族の威厳と風格が感じられます。

【北陵公園】
北陵は後金の2代目、清の初代皇帝である太宗皇太極ホンタイジとその妻の孝文端皇后のお墓です。敷地面積330万㎡あります。北陵は瀋陽の中心部から北にあることからつけられた通称で、正式名称は昭陵といいます。陵墓、建築物などは現在でも良好な状態を残し、清朝初期の技術・建築文化の一端を知ることができます。
2004年にユネスコの世界遺産（文化遺産）の明・清王朝の皇帝墓群の一部として追加登録されました。規模は清の関外三陵（他の二陵は東陵と永陵）のうちで最大規模です。

【遼寧省博物館】
遼寧省（りょうねいしょう）瀋陽市（しんようし）の市府大路363号にあり、大きな歴史芸術博物館で、その前身は1949年7月7日にオープンした「新中国第一の館」と言われた東北博物館です。2004年11月12日に新館が落成し、一般にオープンしました。
11万2000余点のものが収蔵されており、考古学資料、書面、彫刻、陶磁器、刺しゅう、銅器、貨幣、古生物、少数民族の文物、甲骨、碑亥 Jなど17種類の文物があり、そのうち最も特色と影響力のあるのは歴代の書画、刺しゅう、東北地区の出土文物の逸品および遼寧磁器、貨幣、碑刻、古代地図 などです。